なぜ今、木造化・木質化に向かっているのか
近年、建築業界では「木造化・木質化」が注目を集めています。
その背景には、国の政策、木質化の価値、そして環境への配慮という3つの大きな潮流があります。
国の政策「木材利用促進法」による後押し
木造化・木質化が進む大きな理由のひとつが、国が推進する「木材利用促進法」の影響です。
この法律は、伐採期を迎えた日本の森林資源を有効活用し、地域経済の活性化や脱炭素社会の実現を目的としています。
公共建築物において、柱や梁などの構造体に木材を使う「木造化」が基本とされ、難しい場合には内装・外装への「木質化」が求められます。
2021年の法改正により、対象は住宅や民間施設にも拡大されました。
その結果、3階建て以下の公共建築物の木造化率は、平成22年の17.9%から令和5年には30.6%へと上昇しています【林野庁試算】。
資料:国土交通省「建築着工統計」を基に林野庁が試算。
木質化の価値
オフィスや商業施設では、立地や規模だけでなく、空間がもたらす価値そのものが選ばれる理由として重視されるようになっています。
働き方の多様化や企業の価値観の変化に伴い、建物の魅力や快適性、環境配慮といった要素が利用者の満足度に直接影響する時代になりました。
そこで注目されているのが、木造化・木質化による空間価値の向上です。
木材の使用はSDGsやカーボンニュートラルに貢献し、企業の社会的責任を果たす手段にもなります。
快適で魅力的なオフィスは人材確保にもつながり、商業施設では滞在時間の延長による経済効果も期待できます。
これは商業施設でも同じで、木質化により快適な空間となれば、滞在時間の延長により経済効果が生まれます。
このように今、建築物の新しい価値を考えるフェーズに入ってきているのです。
SDGsへの貢献と企業価値の向上
さらに、木を積極的に使うことでオフィス・商業施設の環境を改善できるだけでなく、環境に配慮した取り組みとしてSDGsにも貢献できます。
企業がSDGsに取り組むことで企業ブランディングや社会的信頼性の向上に繋がり、ビジネスの持続可能性を高めることができます。
WOODCOREでは、オフィス・商業施設の木造化・木質化を通じてSDGsの以下5項目に貢献できると考えています。
目標3:すべての人に健康と福祉を
木がストレスや疲労を軽減させ、また調湿効果により健康リスクが低減します。
目標8:働きがいも 経済成長も
オフィス環境を良くすることが、社員の集中力向上やモチベーションアップに繋がります。
目標12:つくる責任 つかう責任
木材は再生可能な資源です。
手入れしながら永く使い続けることで、大量生産・大量廃棄を減らせます。
目標13:気候変動に具体的な対策を
木は燃やされる時まで、光合成で吸収した二酸化炭素を貯蔵しています。
積極的に木製品を使うことで、大気中の二酸化炭素を減らすことができます。
目標15:陸の豊かさも守ろう
木材を使用することで森林が適切に管理され、多様な生物種を保護することができます。
鉄骨から木造へ──今こそ「木の力」を活かす時
今、木造化・木質化は国の方針や建設業界の課題、そしてSDGsへの貢献という観点から注目されています。
オフィスや商業施設に木を取り入れることで、環境・経済・人材の面で次のような新たな価値が生まれます。
・木材の炭素貯蔵効果による脱炭素への貢献
・国産材の活用による地域経済の活性化
・快適な空間による従業員の満足度向上
・SDGSへの取り組みによる企業のブランド強化
木の力を活かした空間づくりは、企業の未来を形づくる選択肢のひとつです。
WOODCOREでは、設計から施工まで木造化をトータルでサポートしています。
ホームページ内「木造化 簡易診断」より、ご希望のスパンが実現できるか判定いたします。
鉄骨から木造へ。今こそ、木の力を活かす空間づくりを始めませんか?
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